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プリスクールは何歳から・いつから通うもの?

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目次

プリスクールにはいつから、何歳から通った方がいいのかという疑問について、赤ちゃんの言語習得や聞き分けの調査を踏まえて解説していきます。

プリスクールは
0歳から通うのがおすすめ

プリスクールには何歳から通えばいいのか、ある程度言葉が話せるようになってきた3歳ごろが適切なのではと迷っている保護者様も多いのではないでしょうか。

ズバリ0歳から通うのがおすすめ。なぜ、まだ日本語も話すことができない0歳の頃から通うべきなのか、その理由を詳しくご紹介していきます。

言語習得が始まるのは
生後1年から

赤ちゃん

当然のことながら、生まれたばかりの赤ちゃんは言語を習得しておらず、母語を覚え始めるのは個人差はあるものの、だいたい1歳頃からだと言われています。

それでは、生後たった1年の間に、どのようにして言語を身につけるのでしょうか。

言語習得はまずリスニングから

リスニングとスピーキングのうち、赤ちゃんが先に学ぶのはリスニングだろうと推察することは難しくありません。

いつも自分のそばにいるパパやママ、兄弟姉妹の話す言葉を聞いているうちに、反復される頻度が高く、シンプルで意味との結びつきが覚えやすいものから頭に入ります。

そして、それを口真似で模倣することにより発話に発展。

また、母語を学ぶにあたって、最初のステップとなるのが言語の聞き取り、聞き分けです。

生後半年でできていた聞き分けが
その後できなくなる?

アメリカの発達心理学者、パトリシア・クールは、アメリカ人と日本人の乳児を対象として、“l(エル)”と“r(アール)”の子音の違いを聞き分ける能力の発達度合いを調査しています。

それによると、アメリカ人の乳児は、生後6~8か月の時期に子音の聞き分けができ、生後10か月以降もその状態を維持することができます。

一方、日本人の乳児は、子音の違いの聞き分けができるようになる時期は、アメリカ人と同様に生後6~8か月ですが、生後10か月以降になると聞き分けができなくなるという調査結果が出ています。

その理由は以下のとおりです。

  • 乳児の脳は、聞いた音を統計学的に処理して学習する
  • 乳児は周囲の人々が話す母語を聞くうちに、聞き分ける必要のない音の差を無視し、区別しなくなる。その境目は生後9か月頃になる
  • 母語で聞き分けが必要な音の差に対しては敏感になり、微妙な差を聞き分けることができる

つまり、日本人の乳児は“ l(エル)”と“r(アール)”の子音の違いについて、生後半年後の頃には聞き分けができていたのに、その後日本語のみに囲まれて過ごすうちに、会話にほとんど登場することがない子音の違いを聞き分ける必要がないと判断しているのです。

また、このことは英語だけでなくスペイン語の調査でも確認されています。

「英語耳」という言葉があるように、英語環境の中に置かれれば、おのずと子音の違いを聞き分けようとします。

したがって、英語力を高めるためには、なるべく早い時期に、何度も繰り返し聞き込み、耳を英語になじませる必要があります。

神経面・心情面からみる
言語習得

神経面

10歳までには神経系の機能が急速に発達し、13歳頃には完全にその成長が終わってしまいます。

つまり、小学生までの時期は神経回路の配線が最も促進されている一生に一度しか現れない時期であるため、言語習得に最も適していると言えます。

また、8歳頃には視覚記憶が聴覚記憶を上回ることから、英語のシャワーを浴びるのは、なるべく早い時期がおすすめです。

心情面

言語習得には意欲や態度が与える影響も大きいと言われています。母語の能力は4~5歳でほぼ完成され、9歳までには音声を聞き分ける能力も完成します。

現在では、小学校においても英語学習が取り入れられていますが、英語習得開始時期が早ければ早いほど、日本語・英語両方を話す能力が自然に開花しやすいと言えるでしょう

一方で、従前の文法を中心とした受験のための英語学習の名残りは根強く残っており、発音や文法の間違いを「恥ずかしい」「恐い」と考えてしまうことが言語習得の妨げにもなっています。

一方、乳児期から歌や挨拶など、生活に密着した英語環境の中で過ごしていれば、英語で話すことが当たり前となり、話すことに抵抗はなくなるでしょう。

参照元:敬和学園大学「早期英語教育の必要性(津野雅之)」【PDF】  https://www.keiwa-c.ac.jp/wp-content/uploads/2013/01/veritas11-03.pdf

参照元:パトリシア・クール(Patricia K. Kuhl)(2011)「Early Language Learning and Literacy: Neuroscience Implications for Education」  https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3164118/

英語はただ聞き流せばいい?

英語はなるべく早期から始めるべきであり、その習得はリスニングからであるということは理解できます。

では、英語のCDやDVDなどを使ってただ聞き流せば習得できるのでしょうか?

大切なのは人による語りかけ

前述のパトリシア・クールは著書「赤ちゃんは語学の天才」の中で、全く第二言語を聞いたことがない赤ちゃんが音を習得するプロセスの中で、人がどのような役割を果たすのかについて調べています。

1つのグループは、テレビを通じて中国語を話せる人がテレビの画面越しではあっても、セッションを取り入れながら中国語に触れさせました。

一方、もう1つのグループは、音声のみで中国に触れさせました。

その結果、音声だけ聞いていた赤ちゃんは何も学ぶことがありませんでした。この実験結果から、赤ちゃんが言語を習得するには、人の存在が必要であることがわかります。

結論
やっぱり英語を習得する
には0歳からがおすすめ

英語の聞き流しは全く効果がないというわけではありません。

しかし、「英会話上達」「仕事での専門用語習得」などの目的を持った大人の聞き流しとは違い、子どもの英語耳・英語脳を育てたいのであれば、脳への刺激も意識しながら自然に英語に触れさせる必要があります。

プリスクールでは、英語環境の中で独自のカリキュラムやプログラム、教材などを使用しながら専門性の高い講師による適切な働きかけがあります。

聞き分けの能力が完成する前のなるべく早い時期、できれば0歳から通うことをおすすめします。

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ステラプリスクール
ミッションは、「世界で生きる人を、育てる。」

全国で4校を展開するステラプリスクール。
『最高峰の情操教育「本気保育」を通じて、子どもたちの可能性を解き放ち、世界で生きるグローバルリーダーを育成する』というミッションを掲げ、「英語」のみならず、「体育」「音育」「食育」でも各界のプロフェッショナル監修によるプログラムを提供しています。小学生を対象としたアフタースクールも運営しています。